事業概要


   地域の水確保を支援する新しい公共事業の概要    

背景
 大分県では近年、過疎化・高齢化が急速に進んできており、とくに地方の周辺部で集落の機能が維持できないほど過疎が進む、いわゆる限界集落の問題(大分県では小規模集落と表現しています)が、大きな問題として注目されてきています。

 大分県は水道普及が90.2%と全国水準(97.4%)にくらべ、おおきく遅れています。水道普及率が90%超というと、かなり整備が進んでいるともとらえられますが、大分県の人口を120万人とすると、約10万人が水道のない地域で暮らしているということになります。また、水道整備が遅れている地域の多くは地方周辺部の小規模集落に該当していると考えられています。
 おおくの水道未普及地域では、いわゆる公営水道事業が整備されていないため、集落や住民自らで運営する小規模な給水施設、もしくは個人で井戸をなどの水源を確保し生活を行っています。
 もちろん、このような小規模集落でも、何不自由なく水の確保ができている地域も多くあります。しかし、高齢化・過疎化により、「施設の維持管理ができない」「故障に対応できない」、または環境の変化により、「水枯れをおこした」「水質が悪化した」などの問題が顕在化している地域も多くあることがわかってきています。

 一方、本来これらの課題に対処すべき市役所などの自治体は、財政状況の悪化を背景とした深刻な「予算不足」・「人員不足」・「技術者不足」に陥っています。このことから、この種の課題が取り組まれないままとなっていると考えられます。




目的   
 水の供給に関して諸問題を抱える地域に対し、問題解決を図るための技術支援に関する事業を行い地域の住民生活の向上に寄与する。

事業概要
○小規模集落の水問題の実態調査  
○小規模集落の水問題の改善策立案
○地域給水施設維持管理支援サポート
○セミナー開催
○濁水対策研究実験